葛飾区 亀有の病院・クリニック(内科・内分泌科・整形外科・泌尿器科・入院)

医療法人社団 湘南会 亀有みんなのクリニック/亀有中央病院

専門外来

亀有みんなのクリニックでは、各医師がそれぞれの得意分野を生かしてより深く病気と向き合う「専門外来」を設置しています。予約は必要ありませんが、各専門外来の診療時間や曜日が異なりますのでご注意ください。

甲状腺外来・乳腺外来(こうじょうせんがいらい・にゅうせんがいらい)

甲状腺や乳腺など、ホルモンに関する疾患の診療を行います。首(のどの周り)のはれ、乳房のしこりなどの局所症状のほか、むくみ、発汗、動悸などの全身症状も内分泌疾患の可能性があります。

甲状腺の主な病気

甲状腺とは、首の前面(のどの辺り)に位置している器官で、甲状腺ホルモンを分泌します。甲状腺ホルモンは体の新陳代謝を活発にする働きがありますが、その働きが多すぎても少なすぎても、体にさまざまな影響をおよぼします。

甲状腺にしこりができる病気
濾胞腺腫
良性腫瘍です。痛みのないしこりができますが、大きくならなければ外来通院で様子を見ます。
甲状腺癌
一般的に、適切な治療を受ければ他の臓器の癌と比べて予後がいいです。乳頭癌、濾胞癌、未分化癌に分類され、それぞれ特徴があります。
腺腫様甲状腺腫
甲状腺全体に起こる過形成です。良性腫瘍で生命にかかわることはありません。
亜急性甲状腺炎
甲状腺に炎症を生じ、痛みを伴う硬いしこりが発生し、時に甲状腺内を移動する特徴があります。
急性化膿性甲状腺炎
細菌により膿のたまりを形成します。抗生物質や穿刺排膿を行います。
甲状腺が腫れる病気
バセドウ病
自己免疫疾患で、甲状腺細胞を刺激する抗体が体内で作られ、ホルモン産生が過剰になります。 結果として甲状腺全体が腫大し、血液中の甲状腺ホルモン濃度が高まり、必要以上に新陳代謝が高まり、動悸、発汗、手の震え、体重減少などの症状が現れます。
橋本病
バセドウ病と同じく自己免疫疾患ですが、甲状腺細胞を攻撃する抗体が産生されるため、血中甲状腺ホルモン濃度が低下し、それを補おうとして甲状腺が腫大します。 新陳代謝が低下するため、活動性がなくなり、疲労感、意欲の低下、むくみなどの症状が現れます。

乳腺の主な病気

乳腺とは乳汁を分泌する器官です。乳房の中には乳腺葉よばれる乳腺の塊が15~25個ほど存在し、それぞれが乳管とつながっている。

乳腺炎
いろいろな原因で乳腺に炎症がおこる病気で、痛みや発熱といった症状が現れます。うっ滞性乳腺炎、化膿性乳腺炎、乳輪下膿瘍などがあります。
乳腺症
乳腺に起こるさまざまな変化の総称で、あきらかな病気とはいえないものもあります。疼痛やしこりなど症状もさまざまで、乳がんや他の病気との鑑別が必要です。
女性化乳房
男性の乳房が女性の乳房のように肥大したもの。原因としては、思春期に発生する一過性のものや肝硬変などの病気によるもの、薬による副作用などがあります。
線維腺腫
可動性良好で弾力のある良性腫瘍です。
乳管内乳頭腫瘍
比較的太い乳管に発生する良性腫瘍で、乳頭から血性分泌が特徴です。
乳癌がん
乳房に発生する癌がんです。ほとんどの場合痛みはなく、胸にしこりを触知します。

副腎の主な病気

副腎とは腎臓の上に帽子のように乗っかっていて、さまざまなホルモンを分泌する器官です。

ホルモンが出過ぎる病気(機能亢進症)

機能亢進症は副腎の皮質または髄質にしこり(腫瘍)ができ、そのしこりから余分なホルモンがでてくるために起こります。

クッシング症候群
コルチゾールが過剰となり、高血圧・満月のような顔つき・体形変化などがみられ、あざなどもできやすくなります。
アルドステロン症
アルドステロンが過剰となり、高血圧や筋力低下を起こします。アルドステロン症による高血圧では脳卒中が起こりやすくなります。
褐色細胞腫
ノルアドレナリンやアドレナリンが過剰となり、高血圧を起こします。しばしば非常に高い血圧となって、動悸や頭痛などの症状を経験します。
ホルモンが出なくなる病気(機能低下症)

機能低下症は副腎皮質からホルモンが出にくくなる病態です。特徴的な症状は少なく、疲れやすい、筋力低下、吐き気、嘔吐、便秘、下痢、体重減少などさまざまです。高カリウム血症、低ナトリウム血症を伴います。

副甲状腺の主な病気

副甲状腺とは、甲状腺の裏側に張り付いている非常に小さな器官で、カルシウムなどの調節をするホルモンを分泌します。

ホルモンが出なくなる病気(機能低下症)
副甲状腺機能低下症
副甲状腺ホルモンを作る力が低下して血液中のカルシウムが低くなり、症状を引き起こします。筋肉が興奮しやすくなるため、手足や顔の筋肉にけいれんが起きます。また手足にしびれ感がでることがあります。
ホルモンが出過ぎる病気(機能亢進症)
副甲状腺機能亢進症
副甲状腺に腫瘍ができてホルモンが出すぎるために血液中のカルシウムが高くなり、症状を引き起こします。腸への働きかけが強ければ潰瘍を起こします。腎臓では腎結石を、そして骨では骨粗鬆症や病的骨折(わずかな力でも骨折してしまう)をみることがあります。

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担当医紹介

岡本 高宏(おかもと たかひろ)

東京女子医科大学病院、乳腺・内分泌外科主任教授

甲状腺、乳腺専門外来を担当。